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きたまち散策(その1)


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最近ちらほらとお店も増えて、話題になりつつある「きたまち」を散策してきました!



お店で仕込みを終えて、午後から自転車でゴー♪
「きたまち」も明確な定義は分からないのですが、だいたい大宮通りから北側、西は奈良女子大学、東は県庁や転害門あたりのエリアを指すのだと解釈しています。観光地としてすっかりおなじみになった「ならまち」に比べると、まだまだ生活感のある古い町で、ふだんはひっそりと静かな佇まい。だからタイムスリップするような古都散策を味わえる穴場なのです。


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マールイ・ミールさんは「はじめまして奈良」でもお世話になりました、ライターの小我野明子さんが開かれたお店。ひっそり隠れた長屋の一角に、ロシアからご自身で買い付けられてきた雑貨類がぎっちり並んでいます!四方八方から大小様々なマトリョーシカに見つめられる感じで。素朴で、すこし昔の気配があふれる絵葉書や絵本も並んでいます。
基本的に古風な長屋そのままなのですが、壁の一部が綺麗な緑に塗られていて「ロシア風の匂いがしますねぇ」と感心していると、「でも奈良の小学校の色や!って言われたんです」と店主。あ!と合点がいく隊長。なんでも(若草山の)若草色ということで、いろんな場所で象徴的に塗られているんだとか。もちろん小我野さんはそういうつもりではなかったみたいですが(笑)。そういえばウチでもありましたよ。フィンランドの伝統家屋を範に外壁の縦板を深い赤色に塗ったら、「(ベンガラ風で)奈良らしいね!」と評されました。ま、そんだけ奈良が国際都市的だってことで…?
ここは以前は「はちみつ」という自然食レストランをされていた場所で、それをご存じの方は迷いなく来られるようですが…。私は隊長に船頭をしてもらわないと無理です(T_T)。ならまちでさえまだ一人だと迷うほどの方向音痴なので。でもぶらぶらと探検気分で歩いて回るのも楽しい場所だし、「あ、あの看板なんて書いてある?」「明らかに住居じゃないねぇ…、何の建物だろう」とか、毎回町並みの中に発見するものがあって楽しいので彷徨うのも悪くないですよ。ぜひお時間に余裕を持って。(だいたい場所が分かりにくいことに関してはウチもまったく人のことは言えません。。。)
by pavilion-b | 2011-06-09 08:18 | 奈良さんぽ | Comments(0)