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なら燈花会2012


なら燈花会2012_f0097528_8254229.jpg立秋を過ぎて、朝晩は少し過ごしやすくなった…かな?というところですが、みなさんは夏バテなどされていませんでしょうか?
お盆過ぎまでもう一息、ですね。
先日のお休み中には「なら燈花会」へ行って、少し夕涼みを味わってきました~




いつもお世話になっているハンガリー在住のうちかわかずみさんが奈良へ遊びに来てくれたので、半日奈良散策を楽しんだのです。暑い盛りにグルグルと歩き回って疲れさせてしまったかもしれませんが…。でも春日大社の森の道などはさすがに涼しげで、夕刻にはカナカナが鳴いていたり、雨にも降られず、平日なのでどこも混雑せず、穏やかな一日でした。お約束の奈良スポットと、「ちょっとディープな奈良」を堪能していただけたかしら?

奈良ホテルのロビーを見学したあと、グラデーションに暮れてゆく澄んだ空を見渡しながらゆっくりと浮見堂あたりへ向かいました。ちょうどロウソクの灯りと薄明かりの残る空が混じりあう、ふたあかりの時刻。池のほとりには浴衣姿のカップルや家族連れが集まり始めて…。
何度も観ているのに、不思議。暗闇にロウソクが並べられているというだけで、何か厳粛な気持ちを抱いたりします。本当に奈良の夏の風物詩として定着しましたね。

なら燈花会2012_f0097528_8265851.jpg今回は半日とっぷり歩いた後だっただけに会場全域を回る元気は残っていませんでしたが、行かれた方から伺った話では県庁前あたりにも特設の出店があったり、例年とちがう趣向で賑わっているそうですよ。
なお週末はさすがに混み合うようで、一部の会場では歩行者も一方通行となるなど注意が必要ですので、行かれる予定の方はぜひ軽く下調べをした方がよさそうですよ。駅や主要な会場でパンフレットももらえます。

・・・

ちなみに。その前の奈良ホテルでの出来事が印象的だったので一言。
宿泊客ではないので、恐る恐る「あの…拝見してもよろしいですか?」と入口へ近づくと「もちろんでございます」と若いドアマンが笑顔でドアを開けてくださったんです。帰りも「ありがとうございました」と気持ちよく送り出してくだいました。
さらに玄関前で記念写真を撮ろうとしていると、今度は若い女性の従業員が出てこられて「よろしければお撮りしましょうか?」とこれまた爽やかに!なんて素敵なホスピタリティ。一緒にお連れしたハンガリーの友人にもきっと喜んでもらえたと思います。
こうして奈良を訪れる方に温かいおもてなしを続けていれば、きっとまた奈良を訪れたいと思う方が少しずつ着実に増えていくだろうなぁと嬉しくなりました。また自分たちもしっかり見習わなければ!と背筋が伸びた次第です。
奈良ホテル、いつかは泊ってみたいな~
by pavilion-b | 2012-08-11 08:22 | 奈良さんぽ | Comments(0)