2013年 11月 06日
HANARART 2013 奈良きたまち
いつの間にやら、気が付けば秋たけなわ。
ここのところ急に朝晩冷えるようになってきて、奈良周辺の木々も一気に色づき始めました。芸術の秋ともなれば、奈良は正倉院展を筆頭にたくさんの行事やイベントでにぎわいます。
そんなひとつが、奈良県下の古い民家や貴重な建物を舞台に現代アートを楽しむHANARART(はならぁと)2013。今年も県南部の五条や御所を皮切りに北へと上って来て、いよいよ奈良きたまちエリアが現在開催中なのです。
地元ではありますが、こういう機会でもなければ気付かない、入れない建物もたくさんあります。宝探しのように路地を散策する楽しみもHANARARTの魅力なので、一日掛けてのんびり気ままに回ってみました。
何せ今年も会場が多いですから、どこから回ればいいのか迷うところだと思います。実際、行く先々で案内マップを手にされた方が、運営スタッフや作家の方々に「オススメの場所はありますか?」「ここだけは外せないっていうところは?」と聞いていらっしゃる姿をよく見かけました。気持ちはよく分かります。
ただオススメするのは難しいですよねぇ。アートですから、作品の好みはそれぞれですしね。それよりも、会場を点として捉えそこだけを重視して歩くより、点と点をどう結ぶか、どんな線を辿って町を巡るか、という切り口で楽しむのも一興かと思いますよ。
実際、奈良の「きたまち」は既に有名になった「ならまち」とはまた違った魅力のある旧市街です。商店や民家の佇まいも、時代が一巡りして今かえって新しくも感じるような要素がそこここに隠れています。今日も倉庫の店先でピアノの修繕をしているお爺さんを偶然見かけ、思わず足を止めてその作業を見つめてしましました。迷ったけど、写真は撮れなかったなぁ。
ところで、きたまちの猫はちょっと大きめ。そんな気がしました。
おっとりというか、ふてぶてしいというか、まったく遠慮してない感じです。古い町並み同様、もう何代も何代もそこに暮らしてきたような貫録をまとっています。ちょっとやそっとでは、ニンゲンに媚を売ったりもしません。
犬は飼い主に似るというけれど、猫はひょっとして町に似るのかしら?
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ゆりゆり
at 2013-11-06 22:59
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奈良きたまちのHANARAT始まっているんですね!あせります!早く行かねば終わっちゃう!
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pavilion-b at 2013-11-07 19:50
今週末までですよ!
日曜日は雨の予報になっているので、もしお時間があればお早めに~
(ちなみに会場によってはもう少し会期の長い場所もあります。)
行き当たりばったりで見られるところだけ見て歩くっていうのも、それはそれで楽しかったですよ♪
日曜日は雨の予報になっているので、もしお時間があればお早めに~
(ちなみに会場によってはもう少し会期の長い場所もあります。)
行き当たりばったりで見られるところだけ見て歩くっていうのも、それはそれで楽しかったですよ♪
by pavilion-b
| 2013-11-06 21:17
| 奈良さんぽ
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Comments(2)