幻の大仏鉄道

廃線跡って、なぜ惹かれるのでしょう。



f0097528_17441426.jpg明治時代の終わりごろ、もう100年以上前に、わずか9年だけ営業したという幻の鉄道がありました。その名も「大仏鉄道」。京都府南部の加茂から奈良へと至る約10キロの路線で、当初の終着駅「大仏駅」(奈良市法蓮町)が東大寺へ大仏詣でに行く人々で賑わったといいます。
その後現在のJR関西本線に当たる、木津駅を経由するルートが開通したことにより廃線となりました。しかし廃線跡はほとんどが道路として使われており、所々にその遺構が見られるというので近年散策人気が高まっています。

このたびそのルートを詳しく紹介した案内パンフレットが作られたと聞き、さっそく戴いてきました。地図はもちろん、周辺のトイレやバスの案内も付いた親切なパンフレットです。表紙にシャア専用みたいな赤い汽車が描かれているのですが、実際に当時走っていたのが「電光(いなづま)号」という深紅の蒸気機関車だったというのでびっくり!ハイカラですねぇ。

大仏鉄道のことを知るきっかけで案外多いのではないかと思うのが、「大佛鐡道記念公園」です。私たちもそうでした。
記念公園は、船橋商店街を北へ突き当たったところにあります。かの大仏駅があった場所で、道路が二股に分かれる形からその面影を想像することができます。いまは枝垂れ桜の名所でもあり、もうすぐまた見事な桜吹雪を楽しませてくれるのではないでしょうか。

また船橋商店街といえば、かつてその南端には近鉄油坂駅がありました。こちらは昭和44年に近鉄奈良駅が地下化したことにより廃止されました。2つの駅の誕生と廃止を見てきた商店街なのですね。

大仏鉄道パンフレットは、観光案内所などでもらえますよ。

■大仏鉄道 自治体からの案内
奈良市HP
木津川市観光情報
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by pavilion-b | 2015-03-11 17:45 | 奈良さんぽ | Comments(0)