2016年 03月 17日
ほどいて、ぬって
一年の内でいつごろ、と決まっているわけではありませんが、定期的に「修理」の季節がやって来ます。モノは、どうしても少しずつくたびれていくので…。
先日修理したのはエプロン、の紐。
7年も結んだり解いたりを繰り返し、とうとう結び目のところが擦り切れてしまいました。そこで、とりあえず紐だけを新しく替えることに。さっそく同じ色あいの布を見つけてきました。
寸法を測って裁断し、アイロンで折り目を固め、待針も打って…、さあミシン!このダダダッが、やっぱり楽しい♪絵本「わたしのワンピース」の気分です。ミシンを踏んでいると、無心になります。
あの、レーシング・ゲームっていうんでしょうか?あまりやったことがないんですけど、昔の遊園地やゲームセンターなどには必ずありましたよね。F1カーさながらの運転席に座って、ハンドルをくるくる回しながら画面上のコースを走るゲーム。
あの感じに似ています(笑)。特に今回のエプロン紐は、1メートル弱と長い道のりをダダダダッとひたすらまっすぐに進むので、思わず調子に乗ってアクセル(ミシンのペダル)を全速力に踏み込んでしまいます。超爽快!
新しいヒモに付け替えて、まだまだこのエプロンにも頑張ってもらいましょう。
エプロンをキリッと結ぶと戦闘モードというか仕事モードになります。お相撲さんのまわしのようなもの(!?) 布一枚で気分が変わるなんて、考えてみれば実に不思議です。
そして解いた古いヨレヨレのヒモは、捨てようかと思ったものの…。ここまで一緒に頑張ってくれたものを、ゴミ箱に入れるのはどうしても忍びません。
結局記念の写真を撮ってタンスの中へ。いつか何かに使えるかもしれないし。これぞ、物が減らないパターンの典型。
by pavilion-b
| 2016-03-17 08:16
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