アンゴラ

f0097528_19415435.jpgアンゴラという国を知っていますか?
私は知りませんでした。




アンゴラはアフリカ大陸の南西、大西洋に面した国です。面積は日本の3倍以上。緯度は低いものの国土の多くを高地が占めるため比較的過ごしやすい気候、云々。
なぜ唐突にアンゴラが出てきたかといいますと、先日ひさしぶりに来てくださったお客様が今そこでお仕事をされているといい、たくさんの興味深いお話を伺ったからです。
そしてお土産にといただいたアンゴラのコーヒー豆が、とても美味しかった!意外といってはなんですが、今までコーヒー生産国としても聞いたことがなかったので、驚きました。

実はアンゴラはかつて1970年代ごろまでは、世界でも屈指のコーヒー生産国でした。ところが旧宗主国ポルトガルからの独立戦争、それに続く内戦と、およそ30年も続いた内乱のおかげで国土はすっかり荒れ果ててしまいました。コーヒー農園が広がっていた地域も含め、国内には今でも数量世界一といわれる数百万発もの地雷が残されています。

しかしアンゴラは2002年の内戦終結を境に、豊富な資源を活かした国の建て直しを進め、今やアフリカのみならず世界でもトップクラスの急速な経済成長を遂げつつあります。
地雷の問題もありコーヒーの生産回復にはまだ時間が掛かりそうですが、もともとポテンシャルの高い国土であり、世界中から熱い視線を注がれているのは間違いなさそうです。

いただいたコーヒーは隊長曰く、モカに似た小粒の丸まった豆で、風味もモカのような爽やかな酸味としっかりしたボディがありとても水準が高い印象、とのこと。
私はうまく説明できませんが(^ ^;、同意見です。ホントに美味しい。
しかもアンゴラはポルトガル時代の名残でスイーツ(!)が充実しているのだとか。お土産をくださった方も「プリンが美味しすぎて!」と破顔されていました(ご自身でHPを起ち上げ、知られざるアンゴラ情報を発信していらっしゃいます→ANGOLA BLOG)。

ちなみに写真のコーヒーのパッケージに描かれているのは、ポルトガル植民地時代の17世紀のンジンガ女王です。在位中の数十年にわたってポルトガルと戦争を繰り広げ、結果的には敗北するのですが、現在では国の英雄と位置付けられているようです。
実はその時代以前から既に日本とも遠からぬ縁があるアンゴラ。知れば知るほど世界は広がります。しかし時間がいくらあっても足りません……

ANGOLA BLOG(滞在記2017 アンゴラ共和国)
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by pavilion-b | 2017-09-06 19:42 | 旅でござんす | Comments(0)