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大水害!


いつも通りの朝、洗濯機を回していたら何やらピーピーピーピー!警告音が鳴るのは、たいてい脱水時です。洗濯槽がバランスよく回るように洗濯物の偏りを直して再開すれば問題なく続けられるのですが…



ちがった!
足元から水がどんどん溢れ出てる!!
「隊長!水が、水が~◎×▽◆!?」と、とにかくまだ現場へ出動前だった隊長にヘルプ(^ ^;。我が家で唯一壊れていなかった洗濯機もついに壊れてしまったのか…、との悪夢が過るばかりの私はもうオタオタするばかり。一方の隊長は黙々と洗濯機の蛇口を閉め、電源を抜いて洗濯機を動かし、床を雑巾で拭いてからおもむろに洗濯機の裏側や排水ホースを点検。恐る恐る「…修理の人呼ぼうか?」と聞いたら、「アホか!」と一喝されました(>_<)。
「ホースに異常は無し。洗濯機の底も濡れてるけど、内部から漏れた形跡はない。水の溢れ方からして、これは配水管の方に原因があるのでは…」
さっそく道具を持って来て排水ホースを外し、キツキツに締まっていた排水口の蓋を外すと…!配管のすぐ上まで水が来てる!!
ようやく原因判明、どうやら配管内の詰まりが原因のようです。で、一体どーすりゃいいの?クラシアン(CMで「トイレのトラブル8000円~♪」とか元体操選手が歌ってたヤツ)とか呼ぶ??と、依然としてすっかり他力本願な私。「何を言うとんねん…。こんなもん掃除すりゃ直る!」と、再び一喝(ToT)。曰く、こういう場合は洗剤で配管内の詰まりを溶かして流すか、手動で汚れを取り除くかだと。後者の場合はブラシの付いた長いバネ状の器具を突っ込んでゴシゴシやるか、あるいはあのトイレでよく見かける柄の先に吸盤状のゴムが付いた道具でスポスポやるか。「あー、そーいえばそんなのあったねー。でもあんなのどこにあるの?」「ホームセンターでふつうに売ってるよ」「あれでどうやって詰まりを取るわけ?」「どうやってって…。使い方知らんの!?」
曰く、小中学校ならどこにでもあのゴムの付いた道具があって、誰でも一度や二度は使った経験があるはずだとの由。でも私は経験がない!私の小中学校にはなかった…はず。「ドリフのコントでしか見たこと無いよ」と言うと、心底驚いた様子の隊長。「あのスポスポを知らんとは…」

しかし、そのドリフのスポスポをホームセンターにまで買いに行こうかという、すんでのところで家にまだパイプユニッシュ(配管内の詰まりを溶かして流す洗剤)が残っていたことに気付き、まずはそれを試してみてからということになりました。
洗剤を投入して待つこと約30分。結果は…無事!詰まりが解消して排水が流れた~♪
ひとまず心配は解消。洗濯機も故障じゃなくて良かった!朝から大騒動でグッタリ疲れたので、コーヒーで一息入れつつしばしスポスポ談義が続きました(笑)。
考えてみたら、実家の集合住宅では全戸で定期的に配管掃除を専門の人にしてもらっていた(圧力ポンプ?でシューッと洗浄してた)ので、そもそも詰まるということがなかったのです。
それにしてもあのスポスポ(吸引道具)、正式名称はなんというんでしょうね?隊長らは子どもの頃から「すっぽん」と呼び習わしていたそうですが…。(トイレが詰まると「すっぽん持ってきて~!」と大声で叫んでいたらしい。)
by pavilion-b | 2009-06-11 21:02 | Comments(0)