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囲み席


囲み席_f0097528_2251493.jpgさぁ、現場はどうなっているでしょーか!?



→の写真はコの字形になった場所の、対面席の骨組です。テーブルを挟んで片方2名ずつ、計4名で座れる席です。ちなみにこういうのを何と呼べばいいのでしょうね?囲い席?囲み席?グループ席??
写真は先月末に撮ったもので、既に席は完成しています。以前に同じ仕様で作った長椅子の方はいろいろと苦労があって手間取ったのですが、二度目となるとさすがに要領を得て格段に早く仕上がりました♪

囲み席_f0097528_2254529.jpg→の写真が塗装前の仮組み段階。座面に張ってあるのは元縁側の床材で、縁は土壁と天井の見切りに使われていた材です。どちらも釘穴や傷が残っていますが、向きを変えたり適度に磨いたりしながら再利用。そして合わせ目をピタリ!と合わせることに非常なる情熱を注ぐ隊長なのでありました(笑)。
木目の美しさもさることながら、新材と古材とでは着色料の染み具合も全然違います。なんていうか、ムラなくしっとりと馴染むんですよね。しかもいま買えばけっこう値の張るような材ばかりなので、そりゃ使わない手はありません!古材の再利用は手間も倍以上掛かりますが、それに見合った質感で応えてくれます。

囲み席_f0097528_2261396.jpg→「寝ころんで下からネジ打つ手間を掛け」。これも上からネジ頭が見えないようにという隊長のこだわり。「誰も気にしないと思うけどなー」とか呟くと、一喝されます。いや、でも仕上がりを見て納得しました。見えないところにもナントヤラ…ですね。

囲み席_f0097528_2263794.jpg→テーブルに使う材は、元窓際の棚板だった無垢材。種類がよく分からないけれど、幅45cm、長さ190cm、厚さ3cmくらいの一枚板なので、かなり立派な材ですよね。
それを真中で真っ二つ(!)に切り、長辺同士を接着して95cm×74cmくらいのテーブルにします。つなぎ目は両面に溝を掘って、真中に別の材を挟んでボンドで接合。この手の加工も二度目なのですが、どうも思い通りにいかない由。何でもボンド無しでは綺麗に継ぎ合わせられるのに、ボンドを入れると最後まで合わせ目を詰められないのだそうです。たぶんボンドを入れるとその分厚みが増してしまうから、と推測できるのですが、さりとて解決法も見つからず…。隊長としてはこのつなぎ目の僅かな隙間(1mm未満)が納得できない様子。ま、そこもあんまり見ないですから。。。次行ってください、次!

囲み席_f0097528_227221.jpg→最後の写真は囲い席の裏側です。久々にブルーシートの下から煉瓦床が登場!木質の腰壁と煉瓦床のコントラストが想像以上にしっくり馴染んでて歓喜(^ ^)/。この腰壁と床との取り合い部分に巾木?っていうんでしたっけ、ちょっと装飾風に削った縁材を入れるかどうかについても隊長はこだわっていて、私はなくても十分綺麗じゃん!と主張していたのですが…、入れてみて納得。おー、何だか高級な感じだ~(笑)

というわけで、遂に未施工個所はあと玄関周りを残すのみ!
by pavilion-b | 2009-06-28 21:55 | お店づくり | Comments(0)