2012年 05月 23日
こぶたのレーズン!
弊店のハンガリー特派員内川かずみさんの新しい訳書が6月上旬に発売予定です!しかも2冊同時ですよ〜。
ハンガリーで1963年(まだ白黒テレビの時代)に放映され大人気となった「Mazsola(マジョラ)」という人形劇番組を元にした童話です。
ちなみに「マジョラ」というのは日本語で「レーズン」という意味で主人公である小さな緑の子ぶたの名前です。
ひとりぼっちだった小人のマノーのところに、突然やってきたこぶたのレーズン。ひょんなことから二人(?)は一緒に暮らすことになりますが…
わがままでやんちゃで甘えん坊なこぶたのレーズンに手を焼きながらも、どこかマノーは幸せそう。それは訳者である内川かずみさんも触れていますが、このマノーの言葉に凝縮されているかも。「一人で住むのだって、楽じゃないさ。それに、だれかといたらそれだけで、たのしく時間がすぎるもの」
ハンガリーの子どもも大人も夢中になった物語、発売が楽しみですね♪
「こぶたのレーズン」
「こぶたのレーズンとおともだち」
バーリント・アーグネシュ(作)ブローディ・ベラ(絵)
うちかわかずみ(訳)偕成社
by pavilion-b
| 2012-05-23 15:11
| 絵本と本のこと
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