2012年 07月 25日
合歓の花
まだ朝の涼しい時間帯に奈良公園を散歩すると、どこからかほのかに甘い香りがしています~
甘い香りの正体は合歓(ねむ)の花でした。毛のようなピンクの花がふわふわ風に揺れています。咲いてみて初めて、あちこちに合歓の木があることに気が付きました(^ ^;
夜になると葉が閉じて眠るようになるから「ネムノキ」と呼ばれるそうですよ。確かに葉は触ると閉じる「オジギソウ」によく似ています。中国医学では生薬の合歓皮として、不安、不眠解消に用いられるとのこと。眠りの木は人間の眠りにも協力してくれるのですね。温かみのあるほのかに甘い香りなので、木の下にいるだけでなんだかリラックス…
奈良公園は他にも様々な植物が見られますので、暑い夏は木陰で植物観察も楽しいですよ♪
奈良県のHPから奈良公園の植物目録がPDFにてダウンロードできるようになっています。見てみると「絶滅危惧種」や「絶滅寸前種」なども多くあるようで驚きました。身近な奈良公園もまだまだ知らないことがいっぱい!
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
by pavilion-b
| 2012-07-25 19:22
| 奈良さんぽ
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