服を売って、福を得る。

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さあ、ゴールデンウィーク!



外から帰って来た隊長が、ニコニコして言いました。
「やっと終わったみたい!」
そう、花粉症のピークが過ぎて、マスク無しで出掛けられるようになったのです。それが毎年GWを告げる兆し。待ちに待った季節の到来です。

そこで浮かれ気味の隊長に、間髪を入れず言いました。
「じゃ、衣装ケースを整理して、いらない服を売りに行こう!」
「エ……?」
ここで気を緩めてはいけません。休み明けにやる、とかいう返事にもけっして耳を貸しません。やるとなったら、やるのです。鉄の意志を貫くのです。

とにかく物持ちが良過ぎる隊長。十年以上前の服とかを平気で仕舞い込んでいます。片付けが苦手な私でさえときどき押入れを整理するのに、隊長のもついでに処分しようとすると、「この次やるから」とか「思い出が詰まってる」とか言って、先延ばしにしてきました。結婚当初はそういう線はお互い不可侵なものですが、十年も過ぎればもう、容赦はしません。衣装ケースが、放置しすぎた缶詰みたいにパンパンに膨らんでいるのです。なんだか、こわい。

ただ捨てるというとなかなか応諾しないので、売るという魔法の力を借ります。ほんの少し、気が慰むじゃないですか。まあ、大した額にならないのは承知の上。お店まで持って行く手間とか、ガソリン代とかを考えると、むしろ足が出そうな気もしますが、それはそれ。もう儀式みたいなものだと割り切ります。
「これ、学生時代に一生懸命集めたアメリカの古着Tシャツでさ、綿の質がいいんだよ?」
「でも、もう十年着てないよ。」
パシパシと、袋に放り込んでいきます。そうじゃないと、ものすっごく時間がかかる上に、最悪ふりだしに戻りそうだから。

結局手提げ袋ふたつを持ち込んで、帰りに小腹が空いたのでパンとコーヒーを食べました。買い取ってもらったぶんでちょっと足りなかったけど、なんだか大満足。すっきりと晴れやかに、GWを迎えられそう♪
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by pavilion-b | 2016-04-27 20:00 | Comments(0)