さとびごころ

f0097528_20135585.jpgさとびごころ」という雑誌をご存じですか?



「100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン」とのコピーが付されています。2010年創刊、年4回発行。定価500円。小規模ながらとても丁寧に作られており、大手の雑誌とは一線を画した視点と姿勢の記事には読み応えがあります。

「読書離れ」や、特に「雑誌の衰退」といったことが言われて久しく、実際にその通りな部分もあると思います。でも狙いが明確で、姿勢が一貫しており、熱意と誠意をもって作られている雑誌はまだまだあります。個人的には、使い勝手という点も含め、良質な雑誌は今後もネットメディアにすっかり代替されることはないのではないかと感じています。

それにジャーナリズムというものは、何も大手新聞やテレビの専売特許ではないはずです。政治や経済の話も確かに大切ですが、一人一人の市民にとってはもっと身近な、過激でも凶悪でもない話が必要です。身近にあっても知られていない宝や、生活を前進させる新しい動き、そういうものこそもっと知りたい。
そんな小さな地域情報を察知して、熱心に取材し、丁寧に紹介する雑誌がいま各地で細々と作られています。「さとびごころ」もそういう雑誌だと思います。

ちなみに最新号の特集は「地酒で味わう奈良」。近年すっかり日本酒党になった私としてはたまりません。だから念入りに推しているわけではありません(^ ^;。
そのほかにも林業や本のことなど、幅広く地道に取材されています(あの人文系私設図書館ルチャ・リブロさんも連載開始!)。一口に奈良といっても盆地から山まで実に多様で大きな地域です。
小雑誌なだけに取扱店は少ないのですが、弊店ほか閲覧していただける場所も多数ありますので、詳しくは「さとびごころ」のwebサイトをご覧ください。

さとびごころwebサイト
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by pavilion-b | 2018-01-24 20:25 | 絵本と本のこと | Comments(0)