おでん

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いつのまにか金木犀も散り、道端に大好きな秋明菊やホトトギスを見かけるようになってきました。



そうなると口もそろそろ衣替え。ここはやっぱりおでんでしょう。
大根、コンニャク、ちくわ、ゆで玉子、じゃがいも、はんぺん、結び昆布、ゴボ天……。これは絶対外せないというものを加えていったら、二人なのに大鍋から溢れんばかり。お客があるときはこれにもち巾着やタコ、牛すじなんかも加えてちょっとだけ豪華になります。

子どものころは連日のおでんに「え〜、またおでん?」などと文句を言っていましたが、何を言うか翌日以降のおでんにこそ真髄が隠れているのに。
とはいえ、同じオカズが続くのはやっぱり大人の事情ですよね。煮物ができる季節になると本当に助かります。夏は暑くて傷むのが怖いし、そもそも煮込む気がしないし。

ところで関西に来て驚いたのは、こちらではめったに「ちくわぶ」を入れないこと。実家では絶対外せないものの一つでした。けっして豪華なネタではないけれど、ないと寂しいものがあります。
一方で隊長は上京したばかりのころ、見慣れない「ちくわぶ」を期待に胸膨らませて食べたところ、「しょんぼり」してしまった由。形から想定される味とだいぶちがったみたい。

あとお酒。おでんにはやっぱりお酒でしょう。最近急に肌寒くなって、熱燗が恋しくなりました。
以前お土産にどのお酒がいいか旅先の酒屋さんで尋ねたら、地酒の説明からヒートアップしていろんな飲み方の話にまで発展。若い女性店員さんでしたが、顔をほころばせていかにも飲みそうな目つき手つきで「熱燗向きは吟醸より純米酒」と教えてくれました。今も熱燗を用意するとき、そのツヤツヤしたお顔が浮かびます。
好きこそものの上手なれ、ですね。(ちがう?)
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by pavilion-b | 2018-10-20 07:45 | 食いしん坊万歳 | Comments(0)