ジャムは一日にしてならず

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いっぺんに作ろうとしたのがマズかったのか。



柚子が大量にあって、よっしゃジャムとピールにしたろ! と奮起したのです。
でもリンゴやブルーベリーは煮るだけでわりと簡単にジャムになるけど、柑橘類はちょっと難しいイメージがありませんか? 「苦みが残った」とか「とろみが出なかった」といった失敗談も聞きます。

そこで作り方もいろいろ調べて、何せ大量だからできるだけ効率化も工夫して、いざ勝負。
まず皮。これが意外にスルッときれいに剥ける。筋もあっという間にスルスル取れる取れる。そこが難関と見ていただけに、思いのほか楽しく、俄然勢いが増します。
外の皮を剥いて中身だけにしてしまうと、なんとも寒そうな、プルプルかわいい紙風船。美味しそう。ついガブッと齧り付きたくなるけど、そりゃもう酸っぱいでしょう、とつばを飲み込む。

これを搾って大鍋で煮ます。
ときどき蓋を開けて見ると、グツグツと煮え始め、やがてグズグズに溶け出しました。ペクチンが豊富な種や薄皮も一緒なので、早くもトロッとし始めて、柚子の香りが充満して……いい感じ! 色もきれいなレモン・イエローです。
あとは別に茹でこぼした皮も加えて、甘みを調整しながら煮込むだけ……

と、ここまでは上出来でした。ワクワクでした。
ところが、ちょっと忙しくなり鍋から目を離したのが運の尽き。次に見たときには思わず「ガッ」と吠えるほど、茶色く変色して、嫌な臭いも。……焦げた。水分もまだ十分あるからと油断してしまいました。何せ量が多かったので、ドロッとした部分も多く、鍋底にこびり付いてしまったのでした。ああ、あの幸せな時間よカムバック。

何度も濾したりして救済を試みたものの、濁った色と焦げ臭さは完全には拭えず。量もかなり目減りしてしまいました。
でも、言い訳めいていますが、失敗したおかげで何だか次は上手くいきそうな自信がつきました。失敗は成功の母ですよ。ま、成功してから言えってか。
by pavilion-b | 2019-02-01 07:32 | 食いしん坊万歳 | Comments(0)