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手あみ靴下コンテスト


三連休最終日の昨日はとってもいいお天気で、しかも久しぶりに暖かかったですね!このままもうしばらく陽気が続いてくれると嬉しいんですけど、どうも今週は明日あたりからぐずついてまた寒くなるみたいです。というわけで今朝はせっせと洗濯開始〜



隊長はこの前、職人さん御用達の作業着屋さんワークマンで厳冬に備えて「カプサイシン入り」厚手靴下を買っていました。実際のところカプサイシン効果は?だそうですが、靴下業界もいろいろと工夫してるんですねぇ。
ところで奈良県はそんな靴下製造の全国シェアが6割もあるってご存知でしたか?知られざる靴下王国。そこで、靴下のある大手企業が「手あみ靴下コンテスト」なるものを企画していると、先日ラジオで聴いて知りました。東京と奈良でその展示会があり、奈良会期はこの三連休だけだと聞き昨日勇んで行ってきましたよ!
いくつかのテーマごとに部門が分けられているんですが、例えば奈良を題材にしたものには鹿あり、大仏殿あり、五重塔あり、お団子あり?ズラリ並んだ作品にそれぞれ苦心の跡が伺えました。海外からの招待作品もあって、中でもトルコの幾何学模様をあしらったブーツみたいなごっついのが印象的でしたね。如何にも「冬が寒い国なんだろうなぁ」と想像させられます。ハイヒールを履いたまま脚をすっぽり覆った靴下なんかもあって、踵がすぐに擦り切れそうだけど実際に履いてても面白そう♪一部だけかもしれませんが、海外のものは全体に明るい色使いで、国内のは例え明るい毛糸を使っていても全体としてはシックに落ち着いた色調にまとまっている気がしました。手編みは全世界にあって、なおかつデザインの特徴が地域ごとに様々に異なるので本当に興味深いです。
何でも3〜4年前にNYで話題になった「ニット・カフェ」が、いよいよ日本でも広がりを見せつつあるようです。手編みブーム再来は一昨年あたりから言われていましたけど、各地で教室やワークショップが開かれたりして普及し始めているんでしょうか。先日奈良の現場を慰問して下さったある手芸用品メーカーの方曰く、ブームは確かに来ているものの、安い百均商品なんかに押されて既存メーカーは苦戦中だそうです。使い比べれば品質の差は歴然だけど、ブームの内はとりあえず一度切りしか使わない人も多く、なかなか理解されにくいんだとか。寒くなったら炬燵でのんびり手編み、もっと定着してくれるといいですよね〜
(かくいうワタクシも、去年の編み残し毛糸がまだ片隅にあったような…(^ ^; )
by pavilion-b | 2007-11-26 08:52 | Comments(0)